「元気か？」「元気だよ」・・生前、親父との会話は、会話と呼べるものではなく、愛想もなく挨拶程度のものでした。今考えるとこれでよく親子関係が成り立っていたなと思います。話す会話がなくてもお互いどこか信じあっていたのかもしれません。（男同士だとこんなもんなんですかね）
年々、親父が生きていればこんな時、どうしただろう？と考える様になり、時が経つにつれ思いは深く、もっといろいろ話していればよかったなと後悔もしております。
親父は昭和一桁生まれでとにかく仕事・仕事の人でした。当然、親父と一緒にどこかへ遊びに行った記憶もありませんが、親父によく言われた「まじめに生きろ」「人には親切にしろ」その言葉は大切に心の中に。
正月、我が家に来て、大好きな日本酒を飲みながら、箱根駅伝を楽しそうに見ていた姿が今でも私の脳裏にやきついています。
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